推し活ウェディング

ロボットのフィギュア

推し色で作る洗練された空間

近年、SNSを中心に大きな話題となっている推し活ウェディング。
アイドルやアニメキャラクター、アーティストなど、新郎新婦が愛してやまない、推しの要素を結婚式に取り入れるスタイルのことです。

「結婚式に趣味を持ち込むのは恥ずかしい」と思われていたのは一昔前の話。
今では自分たちらしさを表現する究極の形として、多くのカップルが取り入れています。

とはいえ、キャラクターのイラストを前面に押し出しすぎると、子供っぽい印象になったり、推しを知らないゲストが置いてけぼりになってしまったりする心配もあるでしょう。

そこでおすすめなのが、推しのイメージカラーであるメンバーカラをキーカラーにした、大人なコーディネートです。

例えば、推しのカラーが「赤」であれば、テーブル装花を深紅のバラやダリアで統一し、新婦のカラードレスも同系色のワインレッドを選ぶことで、一見するとクラシカルで上品なウェディングに見えます。
わかる人には「あ、これは〇〇くんの色だ!」と伝わる、いわゆる概念コーデを楽しむのが今のトレンドです。

ブーケのリボンやナプキンの色、招待状の封筒など、ポイントで色を散りばめるだけでも統一感が生まれます。

また、カクテルドレスの色当てクイズの選択肢を、推しグループのメンバーカラーにしてサイリウム(ペンライト)を振ってもらう演出も大人気。
会場全体が推し色に染まる光景は、まるでライブ会場のような一体感と感動を生み出してくれます。

BGMと映像演出でゲストのボルテージを上げる

視覚的なカラーだけでなく、聴覚で楽しむ音の演出も推し活ウェディングの醍醐味です。
披露宴のBGMを推しの楽曲だけで構成するのは基本中の基本ですが、ここにも「わかる人にはわかる」こだわりを詰め込むことができます。

例えば、入場曲にはライブのオープニングで使われるインストゥルメンタル曲(歌詞のない曲)を使用したり、乾杯の挨拶の後にアップテンポな代表曲を流したりと、実際のコンサートの構成をオマージュした選曲にすると、ファンの友人はニヤリとすること間違いなしです。

さらに、映像演出にもこだわることで、エンターテインメント性は格段に上がります。
オープニングムービーを、推しのライブDVDの冒頭映像風にパロディ化して作成したり、プロフィール紹介のナレーションをラジオ番組風にアレンジしたりするのも面白いアイデアです。

また、席次表やメニュー表の片隅に、推しの名言やアニメの名台詞をこっそりと忍ばせておくのも粋な演出です。
新郎新婦の決意表明のように見えて、実は推しのセリフであるという仕掛けは、ゲスト同士の会話のきっかけにもなります。

ただし、著作権には十分な配慮が必要です。
市販のCDを使用する、式場が提携している著作権管理団体を通して申請するなど、ルールを守った上で盛大に楽しみましょう。

「アクスタ」も「ぬい」も正装で参列

推し活ウェディングにおいて欠かせないのが、写真映えする撮影スポットの確保です。
ウェルカムスペースは、新郎新婦の祭壇として、もっとも力を入れられる場所です。

推しのアクリルスタンドやぬいぐるみ、ファンクラブの会報やライブグッズなどを、おしゃれなアンティーク家具やドライフラワーと一緒にディスプレイします。

ポイントは、ただグッズを並べるのではなく、推しにも蝶ネクタイやベールをつけて正装させてあげること。
まるで推しも結婚式に参列してくれているかのような演出は、写真映えも抜群です。

また、最近ではウェディングケーキのデザインに推し要素を取り入れるカップルも増えています。
ケーキのトップに新郎新婦の人形ではなく、推しのアクスタを飾れる専用の台座を作ってもらったり、推しのモチーフやロゴをマジパンで再現してもらったりと、そのアイデアは無限大です。

参列してくれる友人ゲストの中にも推し活仲間がいる場合は、専用の「ぬい撮りスポット」を用意してあげると非常に喜ばれます。

フォトブースの一角に、ぬいぐるみやアクスタを置いて撮影できる小さな台や背景を用意しておけば、ゲストも自分の推しと一緒に結婚式を楽しめます。

好きなものに囲まれて過ごす一日は、新郎新婦にとっても、そしてそれを祝うゲストにとっても、最高にハッピーで記憶に残るイベントになるでしょう。