ガーデンウェディングを成功させるポイント
雨天時の「プランB」を徹底確認
青い空と鮮やかな緑の芝生、そして自然光に包まれた開放的な空間で行うガーデンウェディングは、多くの花嫁にとって憧れのスタイルです。
しかし、屋外での挙式においてどうしても避けられない最大のリスクが天候です。
どれほど入念に準備をしても、当日の天気だけはコントロールすることができません。
だからこそ、成功のカギを握るのは、雨が降った場合のプランBを作り込んでおくことにあります。
式場見学の際には、単に雨天時は屋内でできますという確認だけで終わらせないことが重要です。
「屋内の会場はどのような雰囲気なのか」「ガーデンが見える大きな窓はあるか」「急な雨の場合、どのタイミングで判断を下すのか」といった具体的なシミュレーションをプランナーと共有しておきましょう。
中には、開閉式の屋根を備えた全天候型のガーデンや、ガーデンとひと続きになったコンサバトリー(サンルーム)を持つ会場もあります。
万が一雨が降っても「ここなら素敵にできる」と思える代替案を用意しておくことで、当日の朝、天気予報に一喜一憂することなく、心穏やかに式を迎えられます。
ゲストに優しい気温と環境づくり
ガーデンウェディングを成功させるためには、日程選び、特に季節と時間帯の選定が非常に重要になります。
日本の気候において、屋外で快適に過ごせる時期は意外と限られており、一般的には春(4月〜6月上旬)と秋(9月下旬〜11月中旬)がベストシーズンと言われています。
真夏や真冬は、新郎新婦はもちろん、参列するゲストにとっても体調面での負担が大きいため避けるのが無難です。
ただし、人気のシーズンであっても、春先は意外と風が冷たかったり、秋は日没が早かったりと、細かな注意点が存在します。
もし、少し暑さが残る時期や肌寒い時期に行う場合は、ゲストへのおもてなしでカバーする工夫が必要です。
例えば、日差しが強い日にはおしゃれなパラソルを用意したり、受付で冷たいおしぼりや扇子を配ったりすると喜ばれます。
逆に肌寒い日には、ブランケットやカイロを用意し、温かいウェルカムドリンクを提供するなどの気配りが求められます。
また、屋外では風が強く吹くこともあるため、テーブル上のペーパーアイテムが飛ばされないようにクリップで留めたり、重し代わりになる装飾を施したりといった、ガーデンならではの細かな配慮も忘れてはいけません。
自然の中に身を置くからこそ、ゲストが不快な思いをしないよう、空調の効いた屋内以上に環境づくりに気を配ることが大切です。
衣装・ヘアメイクと足元の注意点
ガーデンというロケーションに合わせて、衣装やヘアメイクにも屋外仕様の視点を取り入れることで、当日の動きやすさと写真映えが格段に変わります。
例えば、大聖堂に映えるようなトレーンの長いドレスは、芝生や土の上では動きにくく、裾が汚れてしまうリスクがあります。
ガーデンウェディングでは、軽やかな素材のエンパイアラインや、足元が少し見えるミモレ丈のドレスなど、風になびくようなナチュラルなデザインがよく似合います。
ヘアメイクに関しても、海風やビル風が吹くことを想定し、顔にかからないようにまとめたスタイルや、風で崩れてもニュアンスとして楽しめるようなラフなアレンジにしておくと、写真撮影の際も安心です。
また、意外と見落としがちなのが足元の対策です。
柔らかい芝生や土の上では、細いピンヒールは地面に埋まってしまい、非常に歩きにくくなってしまいます。
新婦自身も太めのチャンキーヒールやウェッジソールを選ぶのがおすすめですが、招待状を送る段階でゲストにも一言添えてあげると親切です。
「ガーデンでのパーティーですので、歩きやすい靴でお越しください」と案内したり、当日受付でヒールキャップを用意しておいたりすると、女性ゲストから「気が利いている」と感謝されることでしょう。
さらに、自然豊かな場所では虫への対策も欠かせません。
特に夕暮れ時や緑の多い会場では、虫除けスプレーやアロマキャンドルを配置するなどして、ゲストが不快な思いをしないよう対策を講じておきましょう。